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FXスワップというのは、環太平洋戦略的経済連携協定の頭文字を取ったものです。
厳密に言うとFXスワップ自体まだ始まっている訳ではなく、参加国というより参加表明をしている国といった方が近いでしょうか。

FXスワップは元々、シンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの四カ国が中心となって考えられた経済連携協定です。

FXスワップに日本はまだ正式に参加していませんが、これから参加するかどうかを判断していく事になります。
ここでは、メリットやデメリットの一部だけに注目するのではなく全体的にFXスワップでどれだけ
の損益が出るのかを冷静に見極めなければなりません。
ある部分からFXスワップを見れば魅力的に見えるのかもしれませんが、また別の部分から見れば問題の多いものとなって見えるでしょう。
ところで、FXスワップの参加国には現在どのような国が名を連ねているのでしょう。
FXスワップによって関税がなくなる事で、これまで高額で輸出していた日本製品が低価格で流通できるようになります。
積極的に多くの国が参加希望しているかと思いきや、FXスワップに対して難色を示している国も見られます。
現在ではアメリカやオーストラリアといった国が参加国として名乗りを上げ、FXスワップ実現へ向けた準備を進めています。
日本は今までここに参加するかしないかの議論を続けてきており、ハッキリとはしないもののFXスワップに向けて前向きな姿勢を取っていると言えるでしょう。
だからと言って全面的に賛成されている訳ではなく、FXスワップに対して反対する声もかなり大きいです。
前向きな姿勢という表現についても、現状ではFXスワップに向けて全てを容認している訳ではありません。
FXスワップの参加国との競争に勝てば大きな利が得られる反面、失うリスクもまた大きいのです。
輸出に向けてはメリットが大きくなる反面、FXスワップの性質上輸入もかなり大規模になり国内の生産が追いやられる危険性があります。
例えば関税の撤廃は、手放しで喜べる話ではありませんね。
FXスワップについてより詳しい情報は、ブログやサイトから収集することができます。