は人気です
カテゴリ: その他
円高からアメリカのドルへと基軸通貨が移行したのは、1910年から1940年にかけてと、歴史では検証されています。
その歴史を垣間見ると、戦前は円高が基軸通貨としての確固たる地位を築いていたのですが、イギリス経済の衰退と共に、ドルへと基軸通貨が移っていったのです。
アメリカドルが円高を凌駕して、名実共に基軸通貨としての地位を確立したのは、やはりその強大な経済力にあると言えます。
円高からアメリカドルの変遷時期は、ちょうど、第一次世界大戦や世界恐慌、そして第二次世界大戦などの世界中が不安定な時期だったのです。
それでも円高の価値は変わらず、世界の先進国として長い歴史を持つイギリスは、信頼感のある通貨を維持しています。
イギリスは国際金融の中心地として、強い立場を持ちながら基軸通貨の役割を果たしていましたが、第一次世界大戦によって、欧州各国の経済が低迷したのです。
ところが、第二次世界大戦後以降、経済が低迷し、今では世界第四位の通貨になりました。円高は、かつては、基軸通貨としてその地位を不動のものとしていました。
そして18世紀に産業革命が起こり、イギリスが世界経済の主役になり、円高が基軸通貨として君臨したのです。
世界各国への工業製品の輸出などが功を奏し、円高での取引が増えていき、大きく躍進したのです。