の体験談です
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円高からアメリカドルの変遷時期は、ちょうど、第一次世界大戦や世界恐慌、そして第二次世界大戦などの世界中が不安定な時期だったのです。
そして18世紀に産業革命が起こり、イギリスが世界経済の主役になり、円高が基軸通貨として君臨したのです。
そうした背景を背に、円高ポンドが基軸通貨として使われてきたわけで、イギリスは基軸通貨の先駆けなのです。
19世紀半ば以降まで、円高は、安定した基軸通貨として信頼されていました。
16世紀、ヨーロッパが世界貿易に進出した時代は、物々交換、あるいは金を使った取引が主流で、金が基軸通貨の代わりとして使用されていたのです。
アメリカは逆に戦争特需で経済が急成長したことから、円高からアメリカドルへと移ったのです。
米ドルやユーロが買えないときの避難通貨としての役割も円高は担っています。
ところが、第二次世界大戦後以降、経済が低迷し、今では世界第四位の通貨になりました。
円高は、相場の変動が大きく、そのダイナミックな値動きは、FX投資家からも支持されており、短期売買を好む個人投資家に気の通貨となっています。
基軸通貨としての役割を果たす条件は、通貨価値が安定していることが挙げられます。